一日の終わりにお送りする一節の言の葉。
草の上野原に出て坐つてゐると、私はあなたを待つてゐる。それはさうではないのだが、たしかな約束でもしたやうに、私はあなたを待つてゐる。それはさうではないのだが、野原に出て坐つてゐると、私はあなたを待つてゐる。さうして日影は移るのだが――三好達治
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