2015年7月25日土曜日

七月二十五日 もの思へば沢のほたるもわが身よりあくがれ出づる魂かとぞみる

もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる 魂かとぞみる

和泉 式部


古語の「あくがる」は、心が離れる、うわの空になるの意。蒸し暑い初夏の夜、ふわふわと浮かぶ蛍の光を詠んだ一首。昨日に引き続き、夏の虫を詠んだ歌を選びました。

七月二十四日 蝉の声きけばかなしな夏衣薄くや人のならむと思えば

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