一日の終わりにお送りする一節の言の葉。
もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる 魂かとぞみる和泉 式部
古語の「あくがる」は、心が離れる、うわの空になるの意。蒸し暑い初夏の夜、ふわふわと浮かぶ蛍の光を詠んだ一首。昨日に引き続き、夏の虫を詠んだ歌を選びました。
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